道元禅師の典座教訓

千葉の光明寺にて「典座教訓」を勉強してきました。

この「典座教訓」とは曹洞宗開祖　道元禅師が三十八歳の時に記したもので、

食の大切さ、調理するものと摂取するものの心構えを懇切丁寧に伝授している。


（この本を教科書として使ってはいません・・・持っていますが・・・）

８００年前に書き遺された典座教訓。

そこに貫かれている理念は仏道修行であるけれど

現代の食のモラルを軌道修正するにふさわしい文章が綴られていて

全文を勉強し終わり、改めて食べ物への感謝は大事！！

そう思いを新たにした二日間でした。

さすがに修行道場のような精進料理ばかりを出すことは出来ないけれど

命を戴き生かされている事を子供たちにも理解できるよう

「典座教訓」をまずは自身が実践していこう～～～～っと

又、食に関する事だけに通じている様ですが

この典座教訓には「心」の有り方も記されています。

人に順って詞を改むるは、是れ道人に非ざるなり。　
口語訳：相手の人によって言葉や態度を変えることは仏道修行に取り組む者とは
いえません。

食に関して言えば、位の高い人や身分の低い人で食べ物に差別をつけるな。ということを
言っているのですが、食だけでなく色々な場面でこれは身に覚えがあるような気がします

よ～～し、こんな事が無いように明日からも日々是修行也です！！ふぁいとー



一粒残さず完食目指す四女！！

結局足りない！！って言ってきた
もちろん私は「気のせい♪」と、さとしましたよ。腹八分目！！ですから。

タグ：道元禅師　典座教訓

コメント 6

食の仏道修行を真剣に読んでたら・・・・・
四女ちゃんが！”な～んか笑っちゃいました、
やっぱり可愛い～！
by 旅爺さん (2010-02-09 06:52) 

昨晩は鴨鍋でしたが、
カモは私の口には入りませんでした・・・＾＾；
まあ、ダイエット中なので、致し方なし！
by たいへー (2010-02-09 07:26) 

食だけでなく、色々な面で差別が無くなるといいのですが、この世は・・・・
by mamii (2010-02-09 17:24) 

こんばんは・・・
「人に順って詞を改むるは、是れ道人に非ざるなり」は・・・今の政治家に贈りたい言葉・・・特に○○幹事長に(笑)
そんなことを思っていると・・・一粒残さず完食に頑張る四女ちゃん! 可愛い～(^_^)v
by あら!みてたのね (2010-02-09 22:47) 

腹八分でやめられない私＾＾；；；
by ハイマン (2010-02-10 22:09) 

食事ということに対し、これほど真摯に取り組んだ宗教家は古今東西探しても、他にいないと思います。。。
お米のとぎ方や、道具の後片付けの仕方にまでこまごまと示されてますから・・・
by 袋田の住職 (2010-02-10 22:51)