十一面観音：「人生山有り谷有り」さ：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

本日は次女の修学旅行の準備買い物の為

上越市まで送迎・・私も絵具が足りなくなってしまったので

ついでに岩絵の具や水干絵の具を購入しました。

ちょっとサイズが大きくて塗るのが一苦労です。

現在はやっと下塗りが終わったところ。まだまだこれから～

さて、今回描いている十一面観音とはどんな観音様なのか・・・

ちょっとお勉強。

十一面観音（じゅういちめんかんのん）、梵名エーカダシャ・ムカは、
仏教の信仰対象である菩薩の一尊。梵名は文字通り「11の顔」の意。
観音菩薩の変化身（へんげしん）の一つであり、六観音の一つでもある。
玄奘訳の「十一面神咒心経」にその像容が明らかにされているとおり、
本体の顔以外に頭上に11の顔を持つ菩薩である。

密教の尊格であり、密教経典（金剛乗経典）の
十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経（不空訳）、
仏説十一面観世音神咒経、
十一面神咒心経（玄奘訳）に説かれている。

十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経によれば、10種類の現世での利益（十種勝利）と
4種類の来世での果報（四種功徳）をもたらすと言われる。

十種勝利

離諸疾病（病気にかからない）
一切如來攝受（一切の如来に受け入れられる）
任運獲得金銀財寶諸穀麥等（金銀財宝や食物などに不自由しない）
一切怨敵不能沮壞（一切の怨敵から害を受けない）
國王王子在於王宮先言慰問（国王や王子が王宮で慰労してくれる）
不被毒藥蠱毒。寒熱等病皆不著身
（毒薬や虫の毒に当たらず、悪寒や発熱等の病状がひどく出ない。）
一切刀杖所不能害（一切の凶器によって害を受けない）
水不能溺（溺死しない）
火不能燒（焼死しない）
不非命中夭（不慮の事故で死なない）

四種功德

臨命終時得見如來（臨終の際に如来とまみえる）
不生於惡趣（悪趣、すなわち地獄・餓鬼・畜生に生まれ変わらない）
不非命終（早死にしない）
從此世界得生極樂國土（今生のあとに極楽浄土に生まれ変わる）

日本語では「十一面観音菩薩」、「十一面観世音菩薩」など
さまざまな呼び方があるが、国宝、重要文化財等の指定名称は「十一面観音」となっている。

と、ありました。＾－＾；　が、私の場合はただひたすら

見ていただいた方に心の安らぎが少しでも与えられたら・・・・という想いを

込めて描かせていただいております。